WHEESUNG'S STORY 01 大丈夫だよ、一歩ずつ”ing”なら記事一覧

僕は本当に欠点の多い人間だ。芸能界に所属している人間のくせに、顔もハンサムじゃないし、背も低いほうだ。内向的な性格のせいで人が苦手なのが顔に出るから、誤解をたくさんされて、身近にいるごく少数の人を除いて、仲良く付き合う人もいなかった。音楽に関しても同様だ。韓国R&Bの皇帝と呼ばれる、あのソテジが絶賛した歌手だと僕を呼ぶ人もいるが、僕はただの一度も自分をそんなふうに思えたことはなくて、今、歌を歌うこ...

#10 頂点に立つ誰もが一度くらいは、自分が華やかな芸能人や、大金持ちになる想像をする。そうでなければ、自分が属している分野での頂上に登ることを願う。それも違うなら、少なくとも、誰かに認められたいという夢くらいは持っているだろう。幼い頃から一等というものには一度もなったことがない僕が、ある日気がついてみれば頂点に立っていた。僕のデビューの舞台は、ソテジ先輩の十周年記念公演。新人がデビューのステージ...

もうすでにかなりになっている。アイドルが韓国のポピュラーソング市場を独占してから。最近はテレビをつければ、映っているのは90パーセント以上がアイドルだ。財力とコネを備えた大手事務所で、長期間徹底的に練習した彼らの実力が、そのままステージに現れている。さらに、彼らはグループで、歌なら歌、踊りなら踊り、ラップならラップと各パートごとに役割分担をして、最高のパフォーマンスを見せてくれる。そんな彼らを見て...

愛は定義するのが難しい。「愛は○○○だ。」と一言で表現する人もいるけれど、僕には不可能だ。無限大の幸せと、それと同じくらいの絶望感、恋愛をしている二人の関係は、まるでジェットコースターに乗っているかのように、上昇と急降下を繰り返す。そんな感情のイメージを、言葉で表現する才能が僕にはない。心に天国を築くこともできれば、反対に全てを焦土化するほどの大きな戦争を起こすこともできる、そんなものすごいパワー...

僕にとって、”友達”という単語が意味を持ちはじめたのは、いつだったか覚えていない。僕は生まれつき孤独に生まれついた人間なんじゃないかと思うほど、いつも孤独だった。学校に入学する前も、入学してからも、僕には友達がいなかった。学校で一日中、一言も発することなく、帰ってくる日が大半だった。いつもうつむいて、できるだけ他の生徒たちと目を合わせないようにしていた。そんな僕にも、長い付き合いの友達がいる。それ...

「日の出前が一番暗い」こういう言葉がある。だけど暗い中にいる時は、その言葉を思い出すのは難しい。本当に日は昇るのか?こう考えてばかりになってしまうのが人間だ。僕もそう。五集アルバムに続いて出したミニアルバムの活動を始めた途端、スキャンダルが出てしまったので、アルバムチャートも急速に下がった。調子の波がなく歌えるように、トレーニングも一生懸命にやって、準備もしっかりとやってきたアルバムだったので、僕...